そもそも、信託とはどのようなものなのか?

信託とは、ある人(委託者)が、自分が有する一定の財産を信頼できる人に託して名義を移し、

この話を託された人(受託者)においてその財産を管理活用処分し、特定の人(受益者)に

利用あるいは運用益等を給付し、そして最終的には財産そのものを受益者に引き渡してその

目的を達成する法制度です。

 

 

 民事信託とは

「財産管理機能」と「財産承継機能」を併せ持った制度であり、民事信託の

中心に位置しているのが家族信託です。

 

 

 家族信託とは

①財産管理ができない家族のために、信託不動産や金融資産を管理運用処分等をして

受益者の生活等を支援する制度のことです。(財産管理機能)

 

②特定の財産や残った財産を、特定の人や団体に承継したり贈与するという財産を

承継する制度のことです。(財産承継機能)