２０１３年度の税制改正で、いよいよ相続税の大増税が行なわれるようです。
大増税をもたらす大きな改正は、
(1) 財産６億円超を対象に、最高税率50％から55％への改正
最高税率の引き上げは、富裕層にとってかなりの増税となります。
(2) これまで５０００万円＋法定相続人数×１０００万円 とされてき基礎控除が、
３０００万円＋法定相続人数×６００万円 となりそうです
これは、仮に１世帯を配偶者と子供２人とした場合、これまで相続財産が８０００万円まで
課税されなかったものが、今回の改正で、４８００万円を超えると課税の対象となります。
基礎控除が縮小されることによって、これまで相続税とは無縁だと考えられていた方々の多くが、
課税の対象となってしまいます。
